9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/26(火) 01:17:29.96 ID:eAVe95e8P
ムギは皿やカップをあらかた整理した後、スプーンやフォークの手入れに移った。
何か布のようなもので磨いている。
きっと専用の布か何かなのだろう。
・・さっきからずっと、ムギの後ろには男性がついている。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/26(火) 01:17:56.01 ID:eAVe95e8P
お茶をひとすすりして、思う。
惜しい人を亡くすことになってしまう、と。
数日後には二度とムギの紅茶を飲むことができなくなる。
それは仕方のないことなのだ。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/26(火) 01:19:41.66 ID:eAVe95e8P
しかし、そのどれも効果がなかった。
幽霊にとりつかれた人は、一人の例外もなく死んでしまった。
ムギも、仕方がないのだ。
紅茶に映った私の顔は、メガネのせいで表情がはっきりしなかった。
ふとムギのほうを見ると
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/26(火) 01:20:24.59 ID:eAVe95e8P
今日はここまで
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/26(火) 01:24:00.17 ID:cjXpl8lM0
スレタイからして、けいおんキャラを使った「心霊探偵八雲」のパロディかな?
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/26(火) 01:31:45.00 ID:eAVe95e8P
パロディSSではありません
紛らわしくて申し訳ない
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/26(火) 21:28:57.56 ID:Nui8WloKo
なんか面白くなりそう
ちょっと期待してる
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/27(水) 01:06:29.14 ID:ULWnAFrAo
乙
紬がこの先生きのこるには……?
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 21:21:37.27 ID:MOE7rIkhP
彼と目が合った。
彼は私の目を見つめたまま、私の方へ近づいてくる。
一歩。また一歩。
全神経が私に警告する。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 21:22:16.43 ID:MOE7rIkhP
その幽霊は素っ頓狂な声をあげた。
幽霊が驚いてるっていうの?
そしてムギは笑っていた。
紬「ごめんなさい」
110Res/43.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。