90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:33:27.58 ID:I+5hHCpQP
紬「ええ、私に答えられることなら」
和「その・・・あの黒い霧に私が近づいたらどうなるの?」
紬「霊感の強い人ほど幽霊の影響を受けやすいって聞いたことある?」
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:34:22.84 ID:I+5hHCpQP
紬「たぶんね、それは霊感が強いからじゃなくて、渡り人だからだと思うんだ」
和「どういうこと?」
紬「幽霊というのはね、A世界とB世界の狭間世界に留まってるって前に説明したよね」
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:35:03.81 ID:I+5hHCpQP
紬「あの黒い霧みたいな霊障が見える人が『霊感の強い人』だから・・・和ちゃんの霊感自体は強くないと思う」
和「そうなんだ?」
紬「うん。だから黒い霧の原因に近づいても平気かもしれない・・・」
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:35:36.23 ID:I+5hHCpQP
_夕方-唯の家
生徒会での仕事を済ませた後、私は着替えと勉強道具を持って唯の家に泊まりに来た。
チャイムを鳴らすと、唯が迎えてくれた。
それから憂が・・・。
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:36:07.78 ID:I+5hHCpQP
古い記憶を辿っても、思い出せない。
ただ、私が平沢家にきて料理を作った記憶ならあった。
もしかしたら、その記憶の平沢家では、憂がいなかったのかもしれない。
考えながら憂をじっと見ていると、不審に思われてしまったようだ。
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:36:34.68 ID:I+5hHCpQP
私は唯に勉強を教えはじめた。
唯は一度集中すると、物凄い集中力を発揮する。
ただ、集中させるのが難しいのだ。
憂の料理に気をとられたり、教科書に載っている絵に注目したり・・・。
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:37:09.49 ID:I+5hHCpQP
憂「和ちゃん・・・あ、お姉ちゃん寝ちゃったんだ」
和「ええ・・・」
憂「疲れたんだねお姉ちゃん」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:38:14.45 ID:I+5hHCpQP
和「あの・・・憂」
憂「なぁに?」
和「あなた・・・心霊術師?」
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:38:42.50 ID:I+5hHCpQP
和「・・・」
憂「でも、どうしてそんなこと聞いたの、和ちゃん?」
和「あのね、これから話すこと聞いてくれる?」
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:39:10.97 ID:I+5hHCpQP
憂「そのムギさんって人が言ってること本当かなぁ」
和「・・・何か怪しいことでもあるの?」
憂「そのA世界とB世界? 私は聞いたことなかったから」
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:39:55.95 ID:I+5hHCpQP
和「そうなんだ?」
憂「うん。それで御札も貼ってあるんだけど・・・」
和「もう貼ってあったんだ。これをムギからもらってたんだけど」
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:40:51.49 ID:I+5hHCpQP
憂「明日、一緒に演劇準備室に行ってみる?」
和「いいの?」
憂「うん。以前貼った御札がどうなってるか気になるし」
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:41:33.91 ID:I+5hHCpQP
憂もムギも確かにいるんだと、やっと確信できた夜。
唯が起きてから3人でお風呂に入って、それから3人でベッドに潜りこんだ。
いつものように川の字になって。
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:44:32.29 ID:I+5hHCpQP
_夕方-演劇準備室前
翌日、生徒会の仕事があらかた終わった後、私と憂は演劇準備室にきた。
私の仕事が終わってからにしたのは、演劇部の部員と会ったとき説明が面倒だからだ。
ドアを開くと、冷たいものが体全体に走った。
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:45:39.22 ID:I+5hHCpQP
女子生徒はゆっくりとヤギに近づいていって、
そのままヤギの後ろの窓から落ちていった。
憂「和ちゃん、救急車!」
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:47:31.37 ID:I+5hHCpQP
女子生徒はゆっくりとヤギに近づいていって、
そのままヤギの後ろの窓から落ちていった。
憂「和ちゃん、救急車!」
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 21:48:47.37 ID:I+5hHCpQP
>>104-105で同じレスを連投してしまったので片方脳内削除して欲しい
今日はここまで
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/09(火) 01:40:52.09 ID:Bff5B3x6o
おつおつー
楽しく読んでるよ
続きも待ってます
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/16(火) 11:09:59.53 ID:LDERUAhqo
つまんね
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/11(日) 03:06:08.67 ID:Q95OQUPuo
ほ
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/01(日) 02:52:24.07 ID:CF6fLEefP
>>1です
忙しいので生存報告だけ
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