過去ログ - まこ「京太郎だけか」京太郎「ええ」
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2013/02/27(水) 21:51:53.21 ID:LPQqCAV9o
まこ「……」
京太郎「麻雀初心者で、前の大会では一回戦負け。その後は女子の全国大会のサポートとして各種雑用をこなしていたために指導を受けることはなく弱いまま……」
うんうんと頷きながら淀みなく語る京太郎。
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2013/02/27(水) 21:52:29.70 ID:LPQqCAV9o
京太郎「……」
まこ「……それだと、おんしを自分のための道具にしているみたいで、嫌なんじゃ」
ただ、口にするのが、恥ずかしかっただけ。
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2013/02/27(水) 21:53:06.57 ID:LPQqCAV9o
ふと意地悪な気持ちが湧き、いたずら気に、そのまま口にしてみる。
まこ「これで次の大会でおんしが一回戦で負けたならば、わしの部長としての適性が疑われるということになるんかのう」
京太郎「え」
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2013/02/27(水) 21:53:33.32 ID:LPQqCAV9o
先程と打って変わって弱気な言葉。
弱気な笑み。
はぁっとわざとらしく大仰なため息は、まこから発せられた。
まこ「なにを言っとるか。おんしなど麻雀歴半年にも満たないペーペーじゃ」
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2013/02/27(水) 21:54:00.07 ID:LPQqCAV9o
京太郎「そう……、ですね」
けれど、それはまこからの視点。
まこ「納得はいかんか?」
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2013/02/27(水) 21:54:25.36 ID:LPQqCAV9o
京太郎「……」
まこ「……」
京太郎「……」
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2013/02/27(水) 21:54:51.42 ID:LPQqCAV9o
まこ「……」
ふと気づく。
京太郎の左肩につけている頭に伝わる彼の鼓動。
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2013/02/27(水) 21:55:18.12 ID:LPQqCAV9o
京太郎「では、失礼しまして」
京太郎はドキドキしながら手を伸ばす。
その手を止めたのはジト目になったまこの一言だった。
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2013/02/27(水) 21:55:46.04 ID:LPQqCAV9o
京太郎「では、改めまして」
いつになく真剣な面持ちで、すっと両手をまこの腰に添える。
まこ「……お、おう」
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2013/02/27(水) 21:57:59.40 ID:LPQqCAV9o
まこ「遅刻三人娘じゃろ」
京太郎「……」
まこ「部活の時間じゃ」
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2013/02/27(水) 22:01:05.26 ID:+D+BekGxo
思っていたよりイチャイチャしていた件
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