43: ◆aHGz2Nt3qM[saga]
2013/03/07(木) 02:02:28.66 ID:xSSUqcgAO
それっきり、呼びかけても返る声はなかった。
私の隣には、正真正銘の彼の亡骸が、とても穏やかな笑みを浮かべて佇んでいた。
いつか、彼が言った様な日々が訪れたんだ。彼にも、そして私にも。
朝陽が、事務所の窓から射し込む。彼が天に昇っていく様な光を追いかけて私は、窓を開けた。
冷たい風が、私意外に誰もいない事務所吹き込む。
小鳥「プロデューサーさん、さようなら」
風に舞った言葉は、彼が居る場所に届いただろうか。
ひっそりと夢を見てた。そんな時も終わり、ただ静かな日々を私は過ごして行くのだろう。
小鳥「いつか、私がプロデューサーさんの所に行ってノックしたらちゃんと応えてくれますか?」
おわり
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