過去ログ - 京子「サイレンの音だ・・・」
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/02(土) 01:07:32.62 ID:r9wzDr+t0
大室櫻子 神社 初日/11時59分33秒

櫻子は迷子になっていたまりと一緒に行動していた。泣きじゃくる少女を根拠もないが大丈夫だと勇気付けた。とにかくこの子と共にここから離れよう。この辺は・・・危険なにおいがする・・・

終了条件:「まり」と安全な場所へ

何とか安全な場所にたどり着いたが二人はいままで見たことのない赤い海に愕然とする。櫻子の記憶ではこの先の道はもっと別の普通の町だったはずだ。なぜ?わからない。今までの櫻子なら近くにいる人にしつこく聞くはずだったが、そんなことできない。この子を不安にさせたくない。なんてことを思っていると、突然サイレンの音が鳴り始めた。

ウウウゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーンンンン

まり「うっ・・・うっ・・・頭痛いよぉ・・・この音やだよぉ・・・」

櫻子「だっ大丈夫だよ・・・あんs・・・!?」

櫻子が言いかけた瞬間、櫻子は赤い海の先に衝撃の光景を見てしまった。

櫻子「な・・・撫子ねぇちゃん!?」

遠目でもわかる。あの短髪。あの背丈。どれをとっても自分の姉、撫子にしか見えない。このときの櫻子にしては何よりも頼れるものは姉である撫子だった。
櫻子は怖かった。ちょっと家出しただけで、大地震、謎の化け物。今まで運良く逃げ切れていたものの櫻子の精神状態はかなり弱っていた。今の櫻子に一番必要なものは頼れる存在。櫻子にとって誰よりも頼れるのは撫子だった。

櫻子「えへっ!えへへへへ!」

まり「おねぇちゃん?どうしたの?」

櫻子「まりちゃん!もう安心だよ!私たちは助かったんだ!」

櫻子はまりを抱えて赤い海に向かって走っていった。希望に満ちた屈託のない笑顔で。赤い海に身を投じた。

終了条件達成?


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