87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/02(土) 02:26:03.74 ID:r9wzDr+t0
櫻子「いろいろやることがあって大変だろうから・・・ほら、人手は多いほうがいいでしょ?」
向日葵「そうですわね・・・じゃあ櫻子、ろうそく持ってます?」
櫻子「あるよ。偶然見つけたんだ。なんとなく拾っといたんだけど、これ使える?」
向日葵「ええ、最高ですわ櫻子。櫻子はこれから畑に向かってください。畑に四つ灯篭があります。それに火を灯してきてくれます?」
櫻子「うん、いいよ。向日葵が言ったことなら、どんな無駄なことでもやるよ。」
向日葵「これがすごく大事で、無駄ではないんですけどね。私は私でやることがあります。しばらく別行動になりますが、大丈夫ですわよね?」
櫻子「うん、大丈夫だよ。気をつけてね、向日葵。あと、これ・・・」
櫻子は向日葵に借りていたネイルハンマーを差し出す。
櫻子「すごく便利だったよ。勝手に借りちゃってたけど、ありがとね。」
向日葵「ええいいですわ。役に立っていたならなによりです。」
向日葵はネイルハンマーを受け取る。
向日葵「じゃあ、灯篭に火を灯したら、そのまま屍人の巣へ向かってください。おそらく私もそこにいますわ。」
櫻子「わかった、じゃあ後でね。」タッ
向日葵「櫻子!」
櫻子「何?」ピタッ
向日葵「終わったら・・・その・・・」
櫻子「またキスしようね!じゃあね!」フリフリ
元気よく手を振り教室を後にする櫻子。向日葵は櫻子を絶対的に信頼していた。あの子なら無事火を灯してきてくれる。灯篭のことは櫻子に任せて自分は自分のやるべきことを・・・
向日葵「終わらせるために・・・」
向日葵はネイルハンマーを握る。その表情はどこか強い意志が伺えた。
終了条件:「宇理炎」の入手
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