過去ログ - 球磨川『僕は悪くない』 まこ「いや、どう考えてもおんしのせいじゃろ」
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228: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/16(土) 18:41:32.10 ID:cuFRnP8to
球磨川『まあ、僕の弱さはざっとこんなもんさ』

ひょいっと肩を竦める、清澄の面々にしてはもはやお馴染みのポーズ。
そこにこれもお馴染みではある底知れない笑みを浮かべながら、球磨川は続ける。

以下略



229: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/16(土) 18:42:24.65 ID:cuFRnP8to
まこ「なにか得意げな顔で話しとるようじゃが……」

モニターの中で圧倒的な強さを誇っている天江衣。
それに反して、その場を支配、この言葉を彼に適用するのは正しいのかはわからないが、しているのは球磨川のようだ。
天江衣は勿論、他二高の大将も彼のペースにはまっているように見える。
以下略



230: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/16(土) 18:44:24.60 ID:cuFRnP8to
一区切り。
出発に間に合わせようと、予定していたより内容が飛ばし気味になってしまった。


231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/16(土) 18:48:06.89 ID:SZ4KlwrHo
ピッタリ20万とはまた恐ろしいぜクマー


232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/16(土) 21:33:11.95 ID:HdMIkNg60
乙。
失点を無かったことにするのかな。


233: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/17(日) 00:36:52.51 ID:/kIEL23Ro
控え室に押し殺すような啜り泣きが響く。
先ほどまで落ち着いていた和が泣いている。
優希も目に涙を溜め、零れ落ちるのを必死に押しとどめている状態だ。
京太郎は泣いてはいなかったが、皆の心情を慮ってか、辛そうな顔をしている。
運の要素が絡むため何が起こるのかわからないのが麻雀とはいえ、むしろ運の要素が絡むからこそ絶対的に不幸な球磨川が和了って再度トップに立つことは不可能に思えた。
以下略



234: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/17(日) 00:37:57.43 ID:/kIEL23Ro
華菜(おかしいし! この半荘、これまで一度も聴牌どころか一向聴にすらならないし!)

ゆみ(天江が何かしているのかと思ったが、あの表情から察するに彼女の仕業ではないようだ。とすると……)

衣(こんな……、莫迦な……。海底牌が何かわからない! 場の支配もできない! それどころか、麻雀への感覚すら碌に働かない!)
以下略



235: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/17(日) 00:38:27.46 ID:/kIEL23Ro
球磨川『僕のラス親か。がんばるぞ』

微塵も気合を感じさせない言葉とともにサイコロを振り、配牌を取り始める球磨川。

衣(またか……)
以下略



236: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/17(日) 00:38:54.66 ID:/kIEL23Ro
球磨川『これは強さを弱さにする過負荷。わかりやすく言えば、この螺子が刺さった者は、みんな僕と同じ弱さになる』

球磨川『麻雀で言うなら、配牌は五向聴以上、一向聴にはなれず、勿論聴牌なんて夢のまた夢、誰かがリーチをかければ一発で振込み、黙テンだろうと聴牌した瞬間に和了り牌を切る、直感で選ぼうと考えて選ぼうと切った牌が全て和了り牌』

球磨川『全員がこの過負荷を受けていれば、さっきまで身をもって味わっていたように、誰も聴牌すらしないんだから振り込むこともなく、ノーテンでの流局にしかならないんだ』
以下略



237: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/17(日) 00:39:28.26 ID:/kIEL23Ro
衣「莫迦な! 球磨川! お前、衣に嘘をついたな!」

衣の叫びに、にやにやと球磨川は笑う。

球磨川『ひどいね。僕は何も嘘なんてついてないぜ』
以下略



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