過去ログ - 球磨川『僕は悪くない』 まこ「いや、どう考えてもおんしのせいじゃろ」
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24: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/03(日) 21:11:03.06 ID:Scm28Ur3o
球磨川『おいおい、京太郎くん。これでも僕は先輩なんだぜ。あんたはないだろう?それに僕はでかぱいちゃんと話しているんだ』

満面の笑みを作ると、続けた。

球磨川『引っ込んでろよ』

その瞬間、京太郎の全身は粟立った。
目の前には笑顔の球磨川。
だが、京太郎にはもはや笑顔の仮面を被った得体の知れない何かにしか見えなかった。
別段何かをされたわけでもないのに、心が折れそうになる。
それは優希も同じらしく、涙目でがたがたと震えていた。

まこ(なにか、おかしいのう)

球磨川の背後にいて影響が少なかったまこは、寒気は覚えたものの、比較的平静を保つことができていた。
彼女が気になるのは、球磨川の一連の発言である。

まこ(球磨川先輩の発言が誰かを怒らせるのはいつものことじゃ)

事実、球磨川はおはようの挨拶だけで人を不快にさせることができた。
彼が意図するしないに関わらず、彼の一挙手一投足は人に不快感を与えるのだ。
だからこそおかしい。
それなりに付き合いのあるまこにはそう思えた。

まこ(こん人にしては一連の発言は挑発的過ぎる。しかも、普段の球磨川先輩に比べて随分と下手くそな挑発じゃ。……なにか企んでおるんかのう)

まこが考えを巡らせていると、小さく、わかりました、と聞こえた。
発声者は、和だった。


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