過去ログ - 球磨川『僕は悪くない』 まこ「いや、どう考えてもおんしのせいじゃろ」
1- 20
5: ◆nWvtlcp.cc[saga]
2013/03/02(土) 23:32:35.85 ID:Dg8VAuaio
球磨川『なるほどね。つまり僕が、その男子部員を追い出せば、麻雀部という名のハーレムの主、ハーレムキングになれるってわけだ』

まこ「そんな話はしとらんし、数少ない部員を追い出すんじゃないわ!」

球磨川『良いぜ、まこちゃん。僕と君との仲だ。麻雀部に入るよ』

僕がにたりとした粘着質な笑顔を浮かべながらそう言うと、まこちゃんはいやいやいやとかぶりを振る。

まこ「たまに打ってくれるだけで良いんじゃ。入ってもらう必要はないと言うか、おんしが入るのは嫌な予感がすると言うか……」

まあ、そう言うなって。

球磨川『大船に乗ったつもりでいると良いよ』

まこ「三途の川の渡し舟の間違いじゃろう……」

球磨川『あれ、てっきり、泥舟の間違いだろ云々言ってくると思ったのにな』

なんだ、つまらない。

球磨川『これだからまこちゃんは大好きなんだ』

使い古された突っ込みをしてきたら、螺子を突っ込み返そうと思ってたのに。

使いそびれた螺子をしまうと、僕はまこちゃんに連れられて麻雀部の部室へと向かった。

麻雀部の部室の前まで来ると、僕はここで待つように言われた。

まこ「皆に説明してくるけえ、待っとき」

球磨川『ん?どうして?』

まこ「球磨川先輩が入部してくるなんぞ、何の覚悟もなしに受け入れられることじゃないけえの」

球磨川『……』

この世界でも、やっぱり僕は僕であるらしかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
251Res/162.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice