過去ログ - 袋持ち「それでは行くとしますか」読書家「はいはい」
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56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/05(火) 16:04:15.86 ID:K0+ptFPC0
読書家「ま、魔王灯って……、あんたあれを信じてるわけ?」
袋持ち「信じてるも何も、あれは実際にこの世に存在するものだぞ?」

読書家「そんなことあるわけないだろ。魔物を意のままに操るなんてマホウの産物以外の何物でもない」
書記「そうですね。名前は聞いたことありますが、実物を見た事は無いですよ」

袋持ち「あーそうかい。まぁ、魔物の反乱がなくても、人間同士の小競り合いはあったはずなんだ。
    それが無いのはおかしい、属国になろうとも人同士の小競り合いはあるはずなんだ」
読書家「この大陸では、もう何百年と戦争をしていないんだ。あんたの故郷のある大陸は、戦争をしてるのか?」

袋持ち「いや、してない」
読書家「そういうことだ。もう戦争なんて起きることないのさ」

書記「そうですね。戦争が起きないのはいいことです。私たち魔物は、遥か昔の戦いで敗れた先祖たちのツケを支払っているのですから」
袋持ち「書記。この魔物が永久奴隷として扱われている現状をどう思ってるんだ?
    悔しくないのか?」

書記「さぁ、どうでしょうね。それは私以外の魔物の方に聞いた方がいいですよ」
袋持ち「それもそうか、書記は結構いい仕事に付けてるからな。
    気にしたことも無いだろ」


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