過去ログ - シャットアウラ「ここは……」冥土帰し「病院だね?」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/03/04(月) 01:16:09.96 ID:3mj3lv0+0

「あれから、何があったの?」

「学園都市は何の問題もなく大覇星祭を行ったよ。その一ヶ月後には第三次世界大戦が起こったんだね」

「はぁ? 第三次世界大戦?どことどこの国が?」

「学園都市とロシアが表立って戦っていたね。君を助けた上条当麻君が黒幕を倒して、この前一端覧祭が行われたんだね?」



さっぱり意味がわからない、という表情をするシャットアウラに一つの携帯端末を渡す冥土帰し。

これで調べろ、という事らしく冥土帰しは小言を言った後に退室する。

その携帯端末で第3次世界大戦を検索し、原因や詳しい内容を目で追っていく。しかしどれも憶測や信憑性のない情報ばかり。

闇に近い場所に居たシャットアウラからすればソースが明記されていない情報は信用出来ない。

溜息をついて、携帯端末を机の上に置いた。

「……暇」


三年前のオリオン号事件から休む事などなかった。やっと訪れた休養の時間だ。

そう思いながらシャットアウラはまぶたを閉じた。


                          *



「不幸だ―っあああ!!」



と叫びながら走るのは第三次世界大戦の英雄である上条当麻だ。

左手元には買い物袋があって、ロゴが近くのスーパーのものだった。

彼の右手には一回り小さい手があって、上条に引っ張られる形で逃げている女子生徒がいた。

後ろからは鬼の形相で追いかけてきているスキルアウトの連中。

路地を抜けると大通りに出て、右左を確認して左に走った。人の多さ、障害物の有無などの条件を確認したまでだ。

スキルアウトは逃げ慣れしている上条に巻かれそうになっていたのだが、執念の力だ踏ん張っていた。

その時だった。どこからか現れた電撃が宙を斬り裂いて、直撃した十数人のスキルアウトは悲鳴を挙げて気絶する。


「ったく……アンタはまた」



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