104: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:37:04.73 ID:VDJXMF070
高木「…ああ…昔、君のお母さんをプロデュースしていたのは…私なんだ」
高木「それと…あの有名なプロダクションの…黒井と、2人で、君のお母さんを」
高木「君の声…それに、歌…一目見た時から、すぐにわかった…その髪の色も」
『………』
『…ええ』
高木「…君…知っていたのか」
『…なんとなく…ですけど』
『ひとり暮らしを始める前に…家の押入れを整理していたら、出てきたんです』
『同じ写真と…高木 順二朗、黒井 崇男と書かれた名刺…それに』
『おふたりの、昔の業務記録を綴った…スクラップが…たくさん』
『お母さん…とっても歌が上手くて、私によく、歌ってくれていたんです』
『歌を歌っている時は…本当に、楽しそうに…夢を持った、女の娘のように』
『だから…』
『社長が謝ることは…きっと、ないんだと思います』
『だって、あれだけ楽しそうに歌えるんです…きっと、あれはお母さんの歌だったんでしょう』
高木「…ああ」
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