過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」
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937:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 22:36:37.16 ID:plterty1o

響「ちっ、ちがっ……!」

P「……あー、その……」ポリポリ

響「ちがうんだからな! そんなんじゃないんだからなっ!!」

P「わ、わかってるって」

響「これはその……た、たまたま! たまたま道に落ちてたのを拾っただけなんだぞっ!」

P「道に落ちてた雑誌にしては、随分綺麗みたいだけど……」

響「……」カァァ

P「……と、とにかくさ! デートかどうかはともかく、これを読んで、
 響は遊園地にどんなアトラクションがあるか研究してたってことなんだろ?」

響「そ、そう! デートかどうかはともかくっ!」

P「デートって名前がついた雑誌を買ったのは、たまたまそれしかなかったからで」

響「そうそ……じゃなくて、買ったんじゃないって言ってるだろー!」

P「あはは……」



P(……そうじゃないとは、言うけれど)

P(でも、もしも響が……)

P(昨日連絡を受けてから、わざわざこの雑誌を買いにいって、
 これをベッドの上で読みながら、今日のことを想像してくれていたとしたら──)



響「ホントにわかってるのか〜……?」

P「……ああ、もちろん。それじゃ、次のアトラクション、行こうか!」

響「……。……うん!」



P(そうだとしたら……やっぱり少し、嬉しい……かもな)


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