2: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/03/07(木) 23:22:54.21 ID:IvaGbYZyo
私、竹井久は自分言うのもなんだがいい性格をしていると思う。
あぁ、無論ここで言う「いい性格」というのはいい意味ではなく悪い意味で。
楽しいことが大好き、人の驚く顔を見るのが大好き、人をからかうのも大好き、悪巧みが大好き。
そして、自分が欲しいものは何が何でも手に入れたくて仕方がない。
そんな性格。
そんな私は最近いい「おもちゃ」を手に入れた。
無論、そんなことを言ってしまっては彼に失礼だとは思う。
だが、彼があまりにも自分の思い通り、想定通りに動くのだから仕方がないのだ。
そう、仕方がない。
ほら、そんなことを考えると彼の足音が聞こえてきた。
男の子らしい、ドタバタとした走る音。
何を焦っているのかこの部室に向かって一直線に走ってくる。
私は思わずにんまりと笑う。
そして、扉が開いて彼が部室に入ってきた。
「お疲れ様です、部長」
「はい須賀君、お疲れ様」
笑みを浮かべながら彼、須賀京太郎君は挨拶をする。
さて、今日はどうやって彼で遊ぼうか……。
そう考えると、私の心は躍った。
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