過去ログ - 伊織「アイツにとことん甘えたい」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 18:17:44.46 ID:CmB6GODB0
律子「あれだけで満足してしまうんじゃないか。 そう思ったんです。」
あれだけ、とは先ほどまでの腕組みの事だろう。
律子「本当はもっとわがまま言いたいけど、もっとして欲しいことあるけど
嫌われたくない、迷惑掛けたくないって。 一歩引いちゃうんじゃないかってね」
P「伊織、本当なのか・・・?」
突然の投げかけに狼狽してしまう。
伊織「わ、わかんないわよっ」
律子「だと思った。」
そう言いながら私の方へ歩み寄る律子。
そして私の瞳から零れ落ちそうで落ちない涙を拭ってくれて
まっすぐ私を見つめてこう言った。
律子「伊織、アンタはもっと褒められていいの。
伊織、アンタはもっと泣いていいの。 伊織、アンタはもっと甘えていいのよ?」
そう言われた瞬間拭ってもらったはずの瞳からとめどなく涙が溢れてきた。
伊織「り、つ・・・。 うぅ、うっく・・・うぅ・・・。」
上手く名前を呼べなくて、呼びたくても先に嗚咽が出てきて喋れない。
けど泣き叫んだりなんかしない、みっともない真似なんて出来ないから。
P・律子「あーもう(お前)アンタはまたそうやって!!!」
伊織「ふえぇ!?」
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