過去ログ - 伊織「アイツにとことん甘えたい」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/09(土) 18:36:00.76 ID:CmB6GODB0
そう言いながらプロデューサーも歩み寄ってきて。
私を抱きしめた。 声は荒げながらも、硝子細工を扱うかのようにそっと。
P「泣きたければ泣けばいい! みっともない? ふざけるんじゃない、
泣きたい時に泣けない奴の方がよっぽどみっともない!」
律子「泣きそうなときこそ、泣くのをこらえた分だけ、弱くなってしまう。
だから、泣きたいときは泣いても良いの」
みっともない真似、出来ないと思ってたのになぁ。
伊織「うっ、うぅ・・・。 うえぇええぇえ・・・」
―――数十分後。
P「・・・落ち着いたか?」
伊織「グスッ、うん・・・。 あれ、律子は?」
P「あぁ、律子なら席を離れたよ。 もう俺だけで十分だろうって」
伊織「そ・・・」
伊織「きP「気を遣わせちゃった、か?」・・・!」
今日はやけに心を読まれる。
自分はこんなに解りやすい奴だったかと少し落ち込む。
P「伊織、俺はさ、そんなに頼りないか?」
伊織「え・・・?」
P「お前のわがまま一つ聞いてやれないヘボプロデューサーか?」
伊織「そんなわけ・・・」
P「だったらさ、もうちょい頼ってみろ」
伊織「頼る・・・?」
P「どんな事でもいいんだ、何だって叶えてやる」
そんな事到底無理なはずなのに、自信満々に答えてくれる。
普段の私だったらどんな奴に言われても信じられるわけ無いのに。
惚れた、弱みかな・・・?
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