過去ログ - 青ピ「僕はただの変態やで?」絹旗「そんなことは超分かってます」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/10(日) 01:45:30.77 ID:fbGeCcdI0



「あ〜、もしもし。あたし、麦野だけど」


とあるファミレスの一角。
学園都市の闇組織、『アイテム』の集まりがいつものように行われていた。

その『アイテム』のリーダー、麦野沈利は現在電話中。

上からの仕事を終え、その報告を今しているのだ。



『あぁ、麦野さんか。どないしたん?』

「相変わらず変なしゃべり方ね。仕事の件なんだけど」

『関西弁バカにしたらあかんで? 仕事っちゅうことはもう片付いたん?』

「そういうこと。データとか後で浜面が送ると思うから報酬よろしく。出来るだけ多く貰えるように交渉してよね」

『了解了解。麦野さんみたいな美人の頼みは断れんからね』

「本当に変な気分…。あんたはあたし達の顔を知ってるのに、あたし達はあんたの顔知らないなんて不愉快この上ないわ……」

『そんなこと言わんでぇな。僕かて早ぉ会いたいんやで?せやけど麦野さんが嫌や言うから……』

「電話の会話だけで十分変態って分かるようなやつとわざわざ会うかっつぅの。ま、とりあえず後はよろしくね」


まだ向こうが何か言っていたが、麦野はそれを無視して電話を切り、ポケットに仕舞う。

そこで意識を仕事から目の前のシャケ弁へ。

ファミレスでシャケ弁など常識も何もあったものではないが、彼女はそんなことを気にする人間ではない。

店員の何とも言えない表情すら御構い無しである。

いただきます、と丁寧に手を合わせると弁当の蓋を開けた。


「毎日シャケ弁食べてて超飽きないんですか?」

「うっさいわね。別にいいでしょ」

「結局、いつも懲りずにB級映画ばっかり見てる絹旗も一緒って訳よ」



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