863:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/10(水) 01:52:52.88 ID:wSnSqwBi0
居心地が良い場所だったので、離れるのは名残惜しかったが、そんなことを言っている場合じゃない。
ゆっくりと周りの様子を見ながら進んだ。
途中公園を通った。
地図でいうC=03エリア、様々な遊具がある。
864:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/10(水) 01:53:21.51 ID:wSnSqwBi0
自分の手の中には銃(CZ M75)が握られている。
その銃口からはまだ煙が出ていた。
目の前には稲毛拓也(男子1番)が転がっている。
理由は簡単だ、彼の命を奪ったのは他の誰でもない、自分なのだから――
865:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/10(水) 01:56:08.64 ID:wSnSqwBi0
一番最初に目を覚ましたのは佐々川多希(女子6番)だった。
あれ…? あたしは確か勉強合宿で……
周りを見て、多希ははっきりと目覚めた。
自分は錆びたパイプ椅子に腰掛け、木製の机に身を任せていた。
866:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/10(水) 01:58:00.99 ID:wSnSqwBi0
「最初の人は……君だぜ! 男子12番、平野辰紀君!」
サトル(担当教官)の声に、平野辰紀(男子12番)の体がビクッと震えた。
マジかよ……何でオレ? 40人もいるのに何でオレなわけ?
867:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/10(水) 01:58:50.46 ID:wSnSqwBi0
嫌だ!オレはまだ死なないんだ!
死なない、死にたくない!!
西田大輔(男子10番)は逃げた。
必死に走った。
868:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/10(水) 02:00:38.99 ID:wSnSqwBi0
草が多い茂っている以外に何もないH=03エリア、その草の間から一人の少女が顔を出した。
クラス内での身長の低さは5本の指に入る。
ほんの少し染めた茶色の髪で2本のみつ編みを結うその少女は、可愛らしい容姿からクラス内、外両方から人気があった。
その少女――武田紘乃(女子10番)は溜息を吐いた。
869:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/10(水) 02:34:41.87 ID:xMnrqaeo0
最近は焼き依頼ちゃんと動いてるみたいだし今度やって貰ってくるか
870:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/10(水) 07:34:05.66 ID:evNJAIIAO
>>869
宜しく
871:◇x/rxoIq2T6 [saga]
2013/07/24(水) 14:48:30.63 ID:9qbTiNCL0
憂鬱
872:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/02(金) 20:57:43.29 ID:5KybSMbL0
まだー
1002Res/954.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。