過去ログ - 安価でシークレットゲーム6
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867:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/10(水) 01:58:50.46 ID:wSnSqwBi0
嫌だ!オレはまだ死なないんだ!
死なない、死にたくない!!
西田大輔(男子10番)は逃げた。
必死に走った。

以下略



868:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/10(水) 02:00:38.99 ID:wSnSqwBi0
草が多い茂っている以外に何もないH=03エリア、その草の間から一人の少女が顔を出した。
クラス内での身長の低さは5本の指に入る。
ほんの少し染めた茶色の髪で2本のみつ編みを結うその少女は、可愛らしい容姿からクラス内、外両方から人気があった。
その少女――武田紘乃(女子10番)は溜息を吐いた。

以下略



869:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/10(水) 02:34:41.87 ID:xMnrqaeo0
最近は焼き依頼ちゃんと動いてるみたいだし今度やって貰ってくるか


870:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/10(水) 07:34:05.66 ID:evNJAIIAO
>>869
宜しく


871:◇x/rxoIq2T6 [saga]
2013/07/24(水) 14:48:30.63 ID:9qbTiNCL0
憂鬱


872:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/02(金) 20:57:43.29 ID:5KybSMbL0
まだー


873:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 07:50:48.08 ID:868/ISGe0
電子音の間隔が、もう殆どなくなっている。
咲良は撫子の腕にしがみついた。
撫子は咲良を護るように立っていたが、その身体は震えていた。
瑠衣斗は2人から離れた所でその様子を見ていたが、眉を顰め、目を伏せた。

以下略



874:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 07:51:27.91 ID:868/ISGe0
『咲良は、お祖父ちゃんの“葉鳥神道流”が嫌いかな?』

『うん、さくら、ピアノしたりおえかきしたりする方が好き。
 だって、たたいたりけったりしたら、された人がいたいでしょ?』

以下略



875:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 07:52:31.71 ID:868/ISGe0
心臓が止まってしまいそうだった。
もしも健太や麗、朝比奈紗羅(女子一番)や鳴神もみじ(女子十二番)に万が一のことがあったとしたら――すぐに駆けつけたいのに、その場を動くことが許されず、気が気ではないまま1時間半も経ってしまった。
無事であることをただ祈るしかなかった。

どうして、プログラムに選ばれてしまったのだろう。
以下略



876:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 07:53:07.76 ID:868/ISGe0
太陽の姿はまだ確認できていないが、空が白み、木々に付けられた頼りない電球など必要としない程に周りは明るくなってきた。
プログラム本部である小中学校からは真西に位置するE=02エリアも緑が多いが頭上に茂る葉の間から薄い青色が確認でき、周りの景色を確認することができるようになってきていた。
学校の周りに比べれば木々が少なくて周りの状況を確認しやすいこの場所は、更に西へ行けば島の端に出るからか、そよぐ風には僅かに潮の香りが混ざっている。
地図によればあと数十メートル西に行くと森が切れて原っぱになっており、御神島の周りをぐるっと1周している道路に行きつくらしい。

以下略



877:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 07:53:44.81 ID:868/ISGe0
『選ばれたのが雅哉で良かった』、そう思っていることだろう、両親も、他の親族も。
そして、兄も。


雅哉には3つ年の離れた兄がいる。
以下略



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