過去ログ - 伊織「さようなら」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/12(火) 20:49:29.71 ID:fz9LGbgw0

その後の事はよく覚えていないの。
家に帰ったら、今までにないくらい、優しく迎え入れられた。
奥の広間に通じる手前の廊下を通って、自分の部屋に戻るように使用人に促された。

奥の広間で少し大きな声が聞こえた。
お兄さまの声だったと思う。伊織、という言葉が聞き取れたから。
使用人も慌てたように、私に部屋に戻るように促す。

心配そうに身体を労ってくれる使用人。けれど、私はどこも痛くはなかった。
むしろ、意思は確固たるものになっていたのだから。




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