過去ログ - 紬「お父様〜」DIO「どうしたァ? 我が娘、MUGIよ」
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1: ◆JBeJ2GSFW2[saga]
2013/03/13(水) 03:57:50.16 ID:Sfdp+7Uc0
紬「私は明日から高校一年生になります」

DIO「うむ。名はええと……なんと言ったっけ、ああ、『桜ヶ丘女子高等学校』へ通うのであったな」

紬「私は今まで幼稚園、小学校、中学校と、全て『名門』と呼ばれる所へ通っていましたわ。
  それも全ては『ブランドー』の名に恥じぬ娘になる為に」

DIO「だが、高校だけは……MUGI。お前が『ここへ通いたい』と言った。
   思えば、お前が私に逆らったのはこれが初めてじゃあないか?」

DIO「政治、経済、軍事、これら全てに幅を利かし……聞くものが聞けば、
   何もかもを投げ出し、一切の服従を誓う程の力を持つこのDIOにッ!
   『実の娘』とは言え、反抗の意思を示すとは……」

DIO「正直、パパはショックだったぞ。『これが、ウワサの反抗期かッ!?』とな」

紬「ごめんなさい、お父様。でも、私は自分の力で進む道を選びたいの」

紬「『桜高』を選んだのはその為の第一歩。
  分からないことはたくさんあるし、少し怖いとも思うけど……」

紬「きっと、誰かに従うだけじゃ分からなかったことと出会えると思うんです」

DIO「……そこまでの覚悟があるのであれば、最早このDIOには何も言えん。
   自分の決めたことに責任を持ち、青春を謳歌するがいい」

DIO「しかしもし……もし、自力では越えられぬ壁にブチ当たり……
   その覚悟が粉微塵にまで打ち砕かれたのならッ!」

DIO「どうか、このDIOの差し伸べた手を掴むと良い。永遠の安心感をくれてやろう」

紬「それには及びませんわ、お父様」

DIO「フフフ……そうか……フフハハハ」

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