過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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[saga]
2013/03/16(土) 02:24:55.10 ID:cjaefXXCo
「儂はこの聖杯戦争が終わるまで、儂が暁美ほむらのソウルジェムを奪うことと言峰綺礼が衛宮切嗣を殺害すること
にとって損となると思われる行動を取らないことを誓約する。
この同盟関係において、ソウルジェムと魔術刻印を暁美ほむら・衛宮切嗣からの戦利品とする。……これでいいかの?」
先に言峰の側からの誓約を迫ってきたなら、それを理由にこの同盟関係を見直せたかもしれない。
けれど臓硯は先に誓約を済ませてしまう。真実は最強の論理武装だ。疑う余地がないから、言峰は臓硯から離れられない。
「待て。目的達成後に寝首をかかれてはたまらない」
「ふむ。またソウルジェムと魔術刻印を得た後から三日まで、言峰綺礼を物理的・魔術的に傷付けない。約束しよう」
天秤が光り輝く。臓硯が口にした言葉がラテン語に直され、発光する文字列が帯となって天秤の片側に乗る。
「さて、ではお主にも誓ってもらおうか」
「私はこの聖杯戦争が終わるまで、儂が暁美ほむらのソウルジェムを奪うことと言峰綺礼が衛宮切嗣を殺害すること
にとって損となると推測される行動をしないことを誓約する。
この同盟関係において、暁美ほむらのソウルジェムと衛宮切嗣の魔術刻印は間桐臓硯の取り分とする。
また暁美ほむら・衛宮切嗣を殺してから三日間、間桐臓硯を物理的・魔術的に傷付けない」
「それでは時間がずれる。殺害と戦利品の配分の間の時間の差、いさかいの種を残すこともあるまい」
「……改めて誓う。間桐臓硯がソウルジェムと魔術刻印を得た後から三日まで、間桐臓硯を物理的・魔術的に傷付けない」
「よかろう。契約はここに結ばれた」
天秤のもう片側に置かれた言葉の帯が、対となるもう一つと共に消えていく。
表層の言語表現が消えても、言霊は魔力の層となって像の中に残る。
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