過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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608: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/09/16(月) 22:54:11.12 ID:wKuUuvr7o
セイバーに飛行能力は無い。だからもう追撃は無い――はずだった。

「なにこれ。まぶしっ!」

視界を遮るようにハリセンを顔の前に構えたかと思うと、両手でハリセンを広げる。
弧の真中を握り直して、逆さ持ちの扇としてハリセンを振るえば、轟風が空を揺らす。

空中に残っていたレイジングハートの跡は、それで飛んでいってあとは消えてしまう。
だがレイジングハートを失った感傷に浸っている場合ではない。

「流石にちょっと難しかったかあ……」

セイバーがやろうとしていたのは、ハリセンの風起こしによる移動。

それは失敗してセイバーはあらぬ方向に飛ばされることになったが、
視界を晴らしてからのリトライで今度は素早く地上に落ちることに成功している。

空中に取り残される時間のロスを大きく省き、視界の隅に残るキャスターに向かって、跳躍の構えを取る。


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