122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/16(土) 20:28:45.03 ID:iikZY6eeo
ほむら「そんな事ないわ」
ほむら「私達は、生きた、人間よ」
マミ「……どこが? 魂を石ころに封じられて、体はゾンビ……」
ほむら「そんな風に私も捻くれた事があったわ」
ほむら「でも、違う。人間を人間と決定付けるのは、
魂の在り処じゃないわ、魂のあり方よ」
マミ「……あり方?」
ほむら「そうよ、貴方が実際にどう考えて、どう行動するか」
マミ「……どう行動するか……」
ほむら「そもそも、貴方は生身の人間というものを特別に考えすぎよ」
ほむら「魂が肉体にあったときだって、結局私達の意識は、
複雑に絡み合った脳神経が
電気信号でやり取りしあった結果、生まれてるに過ぎない。
それを無機的に再現する事だって、人間の脳科学でだって、
いつかは可能だっていわれてるわ?」
ほむら「それなら、前の体と、今の体……」
ほむら「有機的にやってるか、無機的にやってるかの差にすぎないのでしょう」
ほむら「割り切ってしまえば、些細な事でしかないわ」
マミ「そんなに簡単に割り切れない!」
ほむら「でしょうね。でも、歳をとれば割り切れるようになるわ。
それまで、蓋でもして 心の奥にしまってなさい」
マミ「……」
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