過去ログ - 都会から来た転校生・暁美ほむら
1- 20
122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/16(土) 20:28:45.03 ID:iikZY6eeo

ほむら「そんな事ないわ」

ほむら「私達は、生きた、人間よ」

マミ「……どこが? 魂を石ころに封じられて、体はゾンビ……」

ほむら「そんな風に私も捻くれた事があったわ」

ほむら「でも、違う。人間を人間と決定付けるのは、
     魂の在り処じゃないわ、魂のあり方よ」

マミ「……あり方?」

ほむら「そうよ、貴方が実際にどう考えて、どう行動するか」

マミ「……どう行動するか……」

ほむら「そもそも、貴方は生身の人間というものを特別に考えすぎよ」

ほむら「魂が肉体にあったときだって、結局私達の意識は、
     複雑に絡み合った脳神経が 
     電気信号でやり取りしあった結果、生まれてるに過ぎない。

     それを無機的に再現する事だって、人間の脳科学でだって、
     いつかは可能だっていわれてるわ?」

ほむら「それなら、前の体と、今の体……」

ほむら「有機的にやってるか、無機的にやってるかの差にすぎないのでしょう」

ほむら「割り切ってしまえば、些細な事でしかないわ」

マミ「そんなに簡単に割り切れない!」

ほむら「でしょうね。でも、歳をとれば割り切れるようになるわ。
     それまで、蓋でもして 心の奥にしまってなさい」

マミ「……」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1177.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice