過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/03/30(土) 02:31:40.63 ID:lh0H71yPo
岡部「紅莉栖」
紅莉栖「ふぇ!?」
名前を呼ばれる。
びくんと体が跳ね、緊張した。
無言のまま、紅莉栖の体を抱きしめる。
きつく。きつく。
紅莉栖「ちょ、ちょぉぉ!?」
岡部「頑張るから……」
耳元で囁く。
これから起こることに対して。
何が起こるかはわからない。
今の岡部に言えることはその言葉だけだった。
紅莉栖「えー……あー……」
この状態で何を言えば良いのか。
天才の思考回路も表情も全てがオーバーヒート寸前である。
岡部「行って来る」
抱きしめていた腕を解き、廊下へ出る。
その顔は緊張と決意で引き締まっていた。
紅莉栖「あ……ちょ! 待て! 私も行くんだからな!」
とてとてと岡部に追いつく。
サポーターとしてリンク端の特等席に居るのだと、照れを隠し喚きながら隣に付いた。
長めの廊下を2人して歩く。
これが最後だと心に秘めて。
岡部「ではクリスティーナよ。行って来る」
紅莉栖「あぁもう、直ぐ呼び名が戻るんだから……はいはい、せいぜいタコ殴りに合わないようにね」
既に準備万端と中央に構える箒。
一瞬だけ視線を交え直ぐに“石鍵”を展開する。
珍しい全身装甲型のISとあって会場も一気にヒートアップした。
PICでゆっくりと、中央へ移動する。
箒『……』
岡部『……』
司会者「両者見合っています! ココは日本人同士、伝統ある掛け声で試合を始めさせて頂きたいと思います!!」
──オオオオオオオオ!!!
会場中の声が、塊となってドームを揺らす。
世紀の一戦が始まろうとしていた。
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