過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
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688:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/12(土) 23:36:14.01 ID:4jnML31Xo
智「流石宮だね。 いつから気がついてたの?」

宮和「和久津さまがお手洗いを済ませた辺りから視線を感じておりました」

智「初めから!?」

宮和「はい。 和久津さまの気配なら、不肖冬篠宮和、いつでも感じ取れるように訓練してあります」

智「怖いよ!?」

 流石にそれはびっくりした。
 あの時宮和は僕の後ろを向いていて、完全に意識の外だったはずだ。
 気付いていて尚、素知らぬ顔で会話をしたり、ここまで歩いてきたりと才能の無駄遣いにも程がある。

智「ちなみにどうして、何もしてこなかったの?」

宮和「乙女の秘密、でございます」

智「僕も一応、乙女なんだけどね」

 にんまりと笑みを深めて宮和は答える。
 これには流石にお手上げ。
 どうしようもなく、折れず、曲がらずの精神は硬い。



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