過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
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[saga]
2014/10/07(火) 00:58:51.14 ID:PpkVyRrYo
茜子「茜子さんが教えてさしあげましょう!」
智「うわっ!?」
いきなり生えてきた茜子から距離をとって、触らないように気をつける。
少し離れた安全地帯にいた伊代とこよりも近づいてきて、いがみあうるいと花鶏を放置して茜子は話し始めた。
茜子「そう、あれは昨日の晩……嵐がやけに強い深夜のことでした」
伊代「昨日は嵐なんて来てないわよ」
茜子「ル・イ=ミナモはその風に嫌な雰囲気を感じ、静かな家の中でそっとベッドを抜け出しました」
こより「るいセンパイのことですから、きっとお腹が空いたんでしょうね」
智「そうだね、るいはガッツリ食べるタイプだから野菜メインの花鶏の食事はちょっとお腹がすいちゃうのかも」
茜子「彼女がひたひたと廊下を歩いていると、なんと、その闇の中に紛れて声が聞こえたのです」
伊代「そういえば、なんで廊下を裸足で歩くとひたひた、なのかしら。普通、ペタペタじゃない?」
智「少しでも雰囲気を出そうとして作り出した擬音なんじゃないかな。怖い話の途中でテクテクだとかペタペタだとかが挟まると緊張感が薄れるじゃない?」
茜子「彼女はその声に驚きながらも、その声がする部屋へと段々近づいていき……そして扉を開けた先にいたのは、なんと!! 黒々とした棒を握る、女帝の姿だったのです!」
さて、茜子の話をまとめると。
夜、空腹で目が醒めたるいは、何か食べようと部屋を抜けだしたらしい。
その行きか帰りかはわからないが、花鶏の部屋の前を通り過ぎると何やら不審な声が聞こえたようだ。
それはきっと、興奮に悶える嬌声だったのだろう、好奇心に負けて扉を開いたるいが見たのは、自慰行為をしていた花鶏の姿だった。
それだけなら、まだいいだろう。花鶏に人並みの羞恥心があるなら恥ずかしいだけで済むのだから。
しかし、そうは問屋が卸さない。花鶏の自慰行為は普通ではなかったのだ。
まず第一に、ペニバンをつけていたらしい。それが茜子のいう『黒々とした棒』だ。そして更に、花鶏はオナホまで持っていたらしい。
恐らくは、妄想の中で誰かをそのオナホに見立てて、ペニバンを突っ込んでいたのだろう。
ここでも、その妄想の相手が僕やこよりだったなら……いや、嫌だけど……まだマシだった。花鶏は変態だった、で済むのだから。
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