過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」 アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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◆jXxX9w2lpg
[saga]
2013/04/01(月) 02:25:46.35 ID:4RBYMKVEo
アゲハ「セイバーも歴史上の英雄なんだよな?」
セイバー「はい。真名を明かすことは出来ませんが、この身は遥か昔に朽ちたものです」
アゲハ「それって地味にすごくね? 要は織田信長と話してるようなモンだろ?」
セイバー「まあ、そうなりますね……と言っても貴方もこうして召喚された身。同じような存在ではないですか」
アゲハ「う〜ん、実感は湧かないな」
セイバー「しかし、聖杯戦争に呼び出されたからには何かしらの功績を立てたのでしょう。その能力もただものとは思えない」
アゲハ「……」
アゲハは黙る。
剣を握っている姿は眼光鋭く凄みさえ感じるセイバーが目の前にいる彼女が同一人物だとは思えない。
今も部屋で姿勢正しく正座をしており背筋も真っ直ぐと伸びている。
その佇まいや所作からは気品も感じ、英雄たる雰囲気に溢れている。
アゲハ(意外と良く知っている人物なのかな、どっかの王女様とか)
アゲハの妄想は半分正解で半分不正解。
正しくは王様である。
しばらく座り込んでいるとアゲハに1つ面白い考えが浮かび上がり、急に立ち上がったりゆっくりと道場を見回し始める。
ぐるっと一周し部屋全体を探すと、お目当ての物を見つけたらしく道場の隅まで歩いて行く。
そこには道場らしく数本の竹刀が立てかけてあり、そのうちの一本を手に取り感触を確かめるように2度3度その場で振る。
アゲハ「セイバーもいま暇だろ? よかったら付き合ってくれないか?」
そうして手に持っていた竹刀を一本セイバーの方へと放り投げると、竹刀は緩やかな放物線を描き正座しているセイバーの膝元に届く。
いきなりの展開に戸惑いつつも、セイバーはつい飛んできた竹刀を受け止める。
セイバー「アーチャー、これはどういう意味ですか?」
アゲハ「なんだ……折角何だから体でも動かそうぜ」
いきなりの展開に面食らって、思考が停止する。
黙り込んでいて、動き出したかと思えばサーヴァント同士で試合をしようと言うのだから。
でも、それもおもしろいかもしれないとセイバーは思う。
セイバー「――面白そうですね。その勝負受けて立ちます」
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