過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」 アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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◆jXxX9w2lpg
2013/06/01(土) 19:18:46.91 ID:LJecqNK/o
――
ここまでキャスターの怒涛の攻撃を、凛は人の身でありながら防ぎきってきた。
残りの宝石は五個。
当初の予定よりも十分なほど消費を抑えることが出来、中々有利な戦況を迎えられた。
「まさか……ここまで時間がかかるなんて思ってもいなかったわ」
キャスターにとってみれば現代の魔術師に粘られたのは想定外。
最初は想像以上の才気に楽しんでいたが、今や苛立ちしかない。
神代の魔術師である自分がここまで苦戦するとは。
「だから、この一撃で仕留めましょう。私にこの魔術を出させる人間がいたことは驚きです。そして誇りなさい」
(来る! ここしかない)
キャスターの最大魔術は前の戦いで一度見ている。
消去法で凛と士郎がキャスターと戦わねばならないとなったとき、凛はあの魔術を使う瞬間にこそ勝機があると考えた。
しかしキャスターが人間如きに、最大魔術を易々と唱えないことも分かっていた。
だから、出来るだけキャスターを苛立たせる必要があったのだ。
そのためにここまで無駄に戦いを引き延ばした。
(……士郎)
(今から私の近くを一歩も離れないで。離れたら命の保証は出来ないわよ)
(……分かった。存分にやれ、遠坂)
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