過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」  アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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483: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/06/03(月) 23:44:26.31 ID:2wbYkV9co

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夜科アゲハは壁にぶつかっていた。
ここまで聖杯戦争を続けてきてアサシン、キャスターを除くサーヴァントと戦い、アゲハは限界を感じ始めていた。
それは根本的に自分の身体能力が劣っている事実。
さらに戦いのスキルも稀代の英霊達に比べれば遠く及ばない。
そもそもアーチャーと言うクラス上、直接戦闘は苦手としており、まともに正面からなぐり合えば勝ち抜いていくことは難しい。
互角に戦っていくには別の戦闘スタイル、新たなプログラムの開発がどうしても必要であった。

暴王の星群は、まず初めに思いついたものだった。
暴王の強みは自由にカスタマイズ出来ることの他に、プログラムを組めばその通り自立行動をしてくることがある。
渦も裂弾もその特性を利用したもので、自分の両腕を自由にしたまま自動的に相手の攻撃を防ぎ攻撃することが出来る。
星群は更にその発展型である。
常に敵を狙う見方が増えたのと同義であり、しかも、術者の操作が必要ないので、アゲハにはなんの負担もなく、全力で敵と戦い続けることが出来る。
この星群により近中距離の戦闘力は飛躍的に伸び、ステータスに格段の差があるセイバーと亙りあうことが出来た。



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