過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」 アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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◆jXxX9w2lpg
[saga]
2013/06/08(土) 22:13:59.38 ID:0tiqlWm6o
――
「タクシー使うのか?」
「ええ、そうだけど?」
イリヤスフィールが住んでいるのは、冬木市の外れに位置する森の最深部であり、そこにお城を構えている。
森まではとても徒歩で行ける距離ではなく、車で行っても数時間かかる。
しかし、徒歩と言うのは一般人の話。
この三人ならば誰かが凛を抱え、跳んでいけば車よりもよっぽど早く着くのだから、アゲハはわざわざ車と言う選択肢を選んだ凛に疑問を持った。
「そんなの……走って行った方が早くないか? 遠坂はオレかセイバーが抱えれば良いわけだし?」
「す、すみません。アーチャー……実は」
「それも含めて行きながら説明するわ。さあ、とりあえず乗っちゃいなさい」
何かを言いかけていたセイバーに凛が口をはさむ。
アゲハが眠っていた間に、思っている以上に面倒な状況になっている様だった。
仕方なくアゲハは、さっきからずっと待っているタクシーに乗り込んで、郊外の森を目指すことにした。
「んで、じゃあ聞かせてもらおうか。あのあと、どうなったのか」
乗り込むや否や、アゲハすぐさま口を開いた。
起きて間もないのに、説明もされないままバーサーカーの本拠地に乗り込むのだから、そう悠長に待ってもいられない。
しかし、ここで話すには余計な第三者が存在している、ので凛は魔術によって運転手の意識を逸らして、運転にのみ集中させる。
これでこちらの会話が聞こえることはない。
簡単な眩惑魔術だ。
後部座席にはアゲハとセイバーが乗り、助手席には凛が乗り込む。
虚ろな目をしている運転手がエンジンをかけ車を発進させたところで、凛はゆっくりとあの日に起ったことを説明し始めた。
「…じゃあ、最初から話すとしましょうか――」
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