過去ログ - 凛「おかえり。アーチャー」  アゲハ「ああ、ただいま。マスター」
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506: ◆jXxX9w2lpg[saga]
2013/06/08(土) 22:15:29.28 ID:0tiqlWm6o

「あなた、ほんとうに凄い。あの頃は、全然そんな風に見えなかったけど……懐かしいわね」

思い返すと本当にここまで長かった。
まだ二週間しか経っていないのが信じられない程、もう遠い昔に感じている。
ハズレを引いたと思ったこともあったが、今では心より信頼できるパートナーとなった。
でも、だからこそ、このままでは駄目なんだと凛は思っている。
キャスターも言っていたように、アゲハの力はこんなものではない。
使えないのか、使わないのか、恐らく両方ともあるのだろうけれど、マスターとして凛はアゲハに全力で戦って欲しいと感じている。
また、それが可能な自分でありたいと願ってる。

(もっと勉強しなきゃ、アーチャーのこと……そして遠坂との関係を)

それには自宅に所蔵してあった本がカギを握っている。
アゲハの使うPSIと暴王について書かれていた本が、何故遠坂の家に存在していたのか。
あれは偶然ではない。
なにか、なにかある。
この夜科アゲハと遠坂を繋ぐ何かが。

聖杯戦争も終盤に差し掛かる頃だ。
最初の一体が倒れるまでは長いが、それが済めば一気に局面が進む。
倒れたのはライダーとキャスター。
残るはセイバーとアーチャー、それにランサー、バーサーカー、アサシン。
五体。
もうそんなに長い時間が残されていないかもしれない。
だから、聖杯戦争が終わる前に、何としてもこの謎を凛は解かなければいけない。



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