過去ログ - 高垣楓「ホワイトデーのおくりもの」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/18(月) 11:45:24.07 ID:VMr1FUOo0
今日もお仕事がある。けれど、プロデューサーと会うことはない。
時間の都合で、他の娘のプロデュースの都合で。
おはようございます。
それでも、恐る恐るドアを開けていました。
おはようございます。
今日も笑顔でちひろさんは迎えてくれました。
ええと、どうかしたんですか?
ちひろさんも1人で多くのアイドルたちの様子を見ているだけに、
とても勘が鋭い…というか、経験上の慣れなのかも。
いつもは表情に出たりしないはずなのに、どうして。
目、赤いですよ。
そう言われて目に手を当てようとして、気付きました。
昨日、泣いてしまったんだって。
いえ、なんでも…ない、です。
それだけを伝えるだけなのに、精一杯でした。
それ以上話してしまうと、また泣いてしまいそうだったから。
プロデューサー、私のことを言っていませんでしたか。
プロデューサー、私の話をしませんでしたか。
とても聞きたいことなのに、どうしても聞けませんでした。
もし、望んだ答えが帰ってこなかったら。
もし、本当に私のことを、その…好きじゃない、って言ってたら。
怖くて、聞くことが出来ませんでした。
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