過去ログ - 直通電車 -Direct to the Ground- 【第三次投下】
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17:羽衣真砂 ◆hsUAEn/JO/Q.[saga]
2013/04/04(木) 20:17:09.65 ID:/YZj9wT20
「先日の筆頭委員会で連絡した通り、筆頭委員は各クラスの受付をすると確認する」

「3人だけだけどね」

生徒会副会長のツルヤスと、2年1組筆頭委員の遥は、
事前の打ち合わせ通り受付場所に向かう。
カウンターの上に名簿を置き、他の生徒を待つ。

…30分経過。

「ヒロ、遅いね」

「乗り過ごした可能性を主張する」

…さらに30分。

「絶対乗り過ごしてるよ」

「逆方向に乗った可能性を主張する」

「そろそろ試合始まるんじゃない?」

「定刻は12時であると確認する」

そのとき、24条1丁目、白色のポールから、息を切らして走ってくる影があった。
それは第四運動場の正門を通過すると、一直線に2年1組の受付に向かってきた。

「ふぅ…なんとか間に合った」

そんなことを呟きながら定刻ぎりぎりで駆け込んできたのは、
遅刻常習犯の大野弘和、

…ではなく、

「青木さん!?」


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