過去ログ - 直通電車 -Direct to the Ground- 【第三次投下】
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29:羽衣真砂 ◆hsUAEn/JO/Q.[saga]
2013/04/29(月) 22:01:35.68 ID:ZB5e9xne0
ヒロが新本郷に帰ってきたのは、それからさらに30分後だった。

スタンドに入ると、そこには険しい表情のツルヤスと、心配そうに見つめる遥の姿が。

「既に7回表と確認する」

「1時間も何してたの?」

「すまん、1本乗り遅れて」

しかし、スタンドにいたのは2人だけではない。

「青木さん?何してんだ?」

「当然野球を見に来たのだろうと推定する」

「さっきから何も喋ってくれないのよ」

「青木さんが喋らないのは当然と主張する」

「……」

遥は周りに気を配る委員長キャラ。
ツルヤスは無いものは無いと切り捨てる生徒会長キャラ。

青木に対する対応も、当然分かれてくる。
遥は喋らない彼女を心配して、積極的に話しかける。
ツルヤスは青木は喋らないと断定して、自分も話しかけない。

そんな彼らに対して青木は、

「……大野」

当然の無言…ではなかった。


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