過去ログ - 傭兵「死ぬだけの簡単なお仕事です……?」
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604:1 ◆smf.0Bn91U[saga]
2013/04/29(月) 01:45:46.75 ID:LQztpkmP0
姫「これで傭兵さまも、遠慮なく城に仕えることになりますね」


傭兵「……そう、ですね……」


姫「……信頼されるのは、怖いですか?」


傭兵「…………」


姫「……大丈夫です。わたくしがちゃんと、支えますから」

姫「ただ……言ってくださいね?」

姫「本当に辛くなった時や……もう、信頼されても苦痛じゃなくなったら……」



姫(神官さまと、仲直りが出来たら……)



傭兵「……お姫さま」


姫「はい?」


傭兵「お姫さまは、どうしてそこまでするんですか?」

傭兵「もう魔法でそこまでのことが出来るようになったんなら、無理に俺を雇う必要も無いでしょう?」

傭兵「俺なんて、お姫さまの足元にも及ばない強さです」

傭兵「隣に立ったところで、守れるほどの人間じゃない」

傭兵「それなのに……――」















姫「好きだからですよ」















傭兵「――……えっ?」


姫「わたくしが傭兵さまのこと、大好きだからです」

姫「ですから、傭兵さまが不幸になることであっても、自分の傍に置きたい」

姫「そう、独り善がりな想いで、ここまでのことをしました」


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