151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/04/13(土) 05:32:56.88 ID:LGJ9IglRo
工藤忍(16)
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2013/04/13(土) 05:33:28.53 ID:LGJ9IglRo
「オシャレってまだよく分からなくて……へ、変じゃないよね?」
そんなPさんの態度に我慢できなくなったのか
それとも少しでも良いから認めて欲しかったのか
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2013/04/13(土) 05:35:09.98 ID:LGJ9IglRo
「そのリボンは自分で買ったのか?」
「このリボンは……あの、その…… 」
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2013/04/13(土) 05:35:59.19 ID:LGJ9IglRo
新幹線は凄く早い速度で走り続ける
見慣れた光景が窓の外を流れている
暖房が少し暑いのも相変わらず……
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2013/04/13(土) 05:36:52.48 ID:LGJ9IglRo
『まもなく、新青森……』
「着いたか」
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2013/04/13(土) 05:38:04.26 ID:LGJ9IglRo
「さむっ!」
「今日はいつもより冷えるね」
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2013/04/13(土) 05:39:28.85 ID:LGJ9IglRo
「まだこんな時間か……」
実家に行くといった時間まで結構余裕はある
腕時計を見ながらPさんがぼやく
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2013/04/13(土) 05:40:28.57 ID:LGJ9IglRo
「へぇ……ここがそうなのか」
昼休み、多くの学生達
楽しそうに笑い合う光景をフェンス越しにPさんと眺める
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2013/04/13(土) 05:41:30.17 ID:LGJ9IglRo
「あっ……」
「どうした?」
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2013/04/13(土) 05:42:11.20 ID:LGJ9IglRo
「Pさん、ごめんね……アタシ」
ボーッと校舎を眺めていたPさんに謝罪の言葉を投げかける
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2013/04/13(土) 05:43:44.10 ID:LGJ9IglRo
それから喫茶店で時間を潰した後
予定通り実家に向かい契約更新を済ませた
Pさんの事は何度も話していたので
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