過去ログ - 少年「だーれだ」少女「だれでもいいよ」
1- 20
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 19:11:31.92 ID:cGxcu1NxO
『本当』


少年「だーれだ」

以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 19:13:28.18 ID:cGxcu1NxO
少女「わたしが歩けなくなったのは、中学生のとき」

少女「家族みんなが乗ってる車で事故にあって、足の自由と声を落とした」

少女「でも、あなたの言ったとおり」
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 19:14:55.33 ID:cGxcu1NxO
少女「でも、わたしは足も落としてしまっていたから」

少女「いつしか追いつけなくなって、『待って』も言えなくて」

少年「それも仕方のないことだって思っちゃったんだ?」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 19:27:05.87 ID:cGxcu1NxO
少年「君のそのノート、すっごく良いと思うんだ」

少年「自分の言ったこと、思ったことはそのノートの中にある」

少年「素敵なことだと思うよ」
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 19:28:47.63 ID:cGxcu1NxO
少年「それが故に、伝わらなかったのが悲しかったんだね」

少女「……」

少年「頑張ったね。すっごく」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 19:47:04.87 ID:cGxcu1NxO
少年「そういえば、もうすぐ桜が咲くかな」

少女「まだまだだよ」

少年「えー。卒業こそ桜が相応しいと思うんだけどなあ」
以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 19:48:04.65 ID:cGxcu1NxO
少年「そろそろ帰る? 泣いちゃう前に」

少女「うん」

少年「じゃあ……ばいばい」
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 19:57:29.96 ID:cGxcu1NxO
『1ページ』


少年「だーれだ」

以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 19:58:36.13 ID:cGxcu1NxO
少女「桜の木、本当にちょっとしかないね」

少年「でも、ちゃんと咲いてるよ」

少女「うん。綺麗」
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 20:01:01.07 ID:cGxcu1NxO
少年「そういえば子供達は相変わらず石投げしてるんだね。よく飽きないなあ」

少女「私も貴方に、石をいっぱい投げられたよ」

少年「え?」
以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 20:02:17.15 ID:cGxcu1NxO
少年「なんでもない。あ、そういえば俺の親が携帯電話買ったんだ」

少女「へえ。便利って?」

少年「まーね」
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 20:03:41.61 ID:cGxcu1NxO
少年「待って。あまりにさらっと過ぎるし。ノートに書くのは後でもいいでしょ。雰囲気台無し」

少女「ごめん。これだけはすぐに書きたかったの」

少年「見せてよ」
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/22(金) 20:43:45.44 ID:gRHbXCvSO

よかった
続けてほしいが、この感じが良いから無理だろうな(/ω・\)ちら


62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/22(金) 20:54:39.51 ID:Rb/mSWwVo
>>61
しね


63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/22(金) 21:14:52.89 ID:cGxcu1NxO
>>61

続きを書くつもりはないです。
この先ふたりは普通の恋人同士として過ごしていくということで終わりにしたいので。

以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/22(金) 21:22:22.36 ID:cGxcu1NxO
台本形式で物語を書いたことがなかったので、新鮮で楽しかったです。

少年の台詞に、自分が今までに書いた歌詞のフレーズを使っていたりします。

検索すれば引っかかるかもしれませんが、それも私が書いたものだと、ご理解ください。


65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/22(金) 21:32:23.57 ID:P3SPuaCWo
乙 二人の間になんか微妙な空気感が出ててよかった


66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/22(金) 22:30:46.94 ID:GNhQBiF3o
よかった…乙。


67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/23(土) 16:38:26.41 ID:h6dxti1go
乙でした


68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/24(日) 00:50:02.62 ID:h/vdRtEH0
乙でした。ところで少女は少年の名前を読んだときが初めて声を出したときという解釈でいいんですか?
それまでは全部筆談で


69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/24(日) 09:53:52.73 ID:4AxHmzJMO
>>68

そういうことになります。

少女があまりに素っ気ないところや、台詞に漢字が少ないところが、序盤の細やかなヒントでした。
以下略



69Res/32.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice