15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/20(水) 23:36:44.53 ID:ImjXMyjD0
ホムラ「遅かったな、ナルト。会議をすっぽかした次の日に遅刻とは、お前火影になる気はあるのか?」
ナルト「しょうがねぇだろ…。俺だって用事があるんだってばよ」
コハル「今はそんな事を言っている場合ではないじゃろ。各里から次々に手紙が届いているんじゃ」
ナルト「……!」
ホムラ「その顔だと、内容は知っているようだな。カカシの処刑を望む声がそこら中から集まっているんだぞ」
ガイ「なんですって!?どういう事ですか!!」
コハル「お前は静かにするという事を覚えろ。だからガイを会議に呼ぶのは反対したんじゃ」
ナルト「処刑を望む声って……どういう事だよ!!」
ホムラ「なんだ、てっきり内容を知ってるものだと思ったんだが…」
ナルト「なんでカカシ先生が処刑されなきゃならねぇんだよ!悪いのは全部オビトやマダラだろ!」
コハル「お前…まさか知った上で喚いているのか?各里がどんな反応をするかぐらい、分かるじゃろ」
ナルト「分かんねぇよ!きっと、シカマルの奴がデタラメ書きやがったんだ!じゃなきゃこんな事になるはずがねぇ!」
ホムラ「なら、自分で手紙をあらためてみろ。辻褄の合わないことは書かれていない筈だ」ガサッ
ガイ「私にも読ませて下さい!」
コハル「誰かあやつをつまみ出せ。やっぱりガイに会議など無理だったんじゃ」
ガイ「やめろ!離せー!」ズルズル
バタンッ
ホムラ「さて…どうだったんだ?」
ナルト「確かに…カカシ先生の言ってた事と合ってる……。けど、こんなのおかしいってばよ!」
コハル「何もおかしい事はない。それに、カカシ一人が死ねばそれで済む話なんじゃ。さっさと処刑の準備を進めるぞ」
ナルト「ふざけんなよ!俺はこんなの認めねぇ!」
ホムラ「お前の火影としての初仕事はカカシの処刑だ。文句は言わせん」
ナルト「くっ……!それなら、俺は火影になんかならねぇよ!」
コハル「もうここまで来たら、お前一人の意思でどうこうなる問題ではないんじゃ。お前は火影になるしか、道は残されていない」
ナルト「チクショウ…!!俺は絶対カカシ先生を殺したりしねぇからな!」
ホムラ「殺すのではなく、処刑だ。お前が望まなくても皆が望んでいるという事実を受け入れろ」
ナルト「クソッ…!」
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