過去ログ - ナルト「戦争は終わった」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/20(水) 23:37:45.89 ID:ImjXMyjD0
サクラ「ナルト!会議は終わったの?」

ナルト「……サクラちゃん…!カカシ先生がやべぇんだ!このままじゃ先生は殺されちまう!」

サクラ「な、なに?突然。……殺されるって誰によ」

ナルト「…………俺にだってばよ…」

サクラ「えっ?えっと…どういう事?」

ナルト「……」

―――

サクラ「そんな……全部カカシ先生の責任にしようとしてるってこと!?」

ナルト「自分達だって暁を利用したりしてきたくせに……やり方が汚ねぇってばよ!」

サクラ「だからこそ、こうなったとも言えるけど……」

ナルト「……なぁ、俺はどうしたらいい…?どうやったらカカシ先生を助けられるんだ!?」

サクラ「わ…私には分からないわよ……」

ナルト「俺は…こんな事がしたくて火影になりたかった訳じゃねぇ…!!」

サクラ「……とりあえず、先生に会いに行きましょう?先生の考えだけでも変えないと、どうしようもないわ」

ナルト「…そうだな」

スタスタ

ガイ『お前……それはどういう意味だ!』

サクラ「これってガイ先生の声…?」

ナルト「……!」

ガララッ

ガイ「こんな理不尽な事をお前は受け入れるのか!」グイッ

カカシ「そうだって言ってんでしょ……いい加減にしてくれよガイ……」

サクラ「ちょっ…!ガイ先生!カカシ先生は病み上がりなんですよ!」

ガイ「あ…」パッ

カカシ「……」ドサッ

ナルト「なぁ…今の話、俺にも説明してくれるよな。先生…!」

カカシ「……お前にも言った通り、俺は処刑されて当然の人間なんだよ…。忍界全体が俺を恨んでるって分かったじゃない」

ナルト「それは他にぶつけ所がねぇから、カカシ先生に八つ当たりしてるだけだろ!」

サクラ「そうですよ!全く筋なんて通ってないじゃないですか!」

カカシ「そんな事はないよ。俺が元凶だ。あの時素直に俺が死んでいればこんな事にはならなかったんだ」

ガイ「何を言ってるんだ!お前なら分かるだろ!お前は戦争の区切りとして利用されそうになってるだけだ!」

カカシ「それならそれでいい。俺は生きていく気なんかもうないんだよ」

ガララッ

三人「!!」クルッ

カカシ「……」

コテツ「カカシさん…あなたを牢に繋ぐよう、ご意見番に命令されました」


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