847:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/05/26(日) 22:24:17.52 ID:xmBGbT46o
結標淡希は、仲間と合流し、マイクロバスに乗り
目的地を目指していた。
学園都市の外に待機している外部組織との合流点
そこまで行けば己の答えが見つかると信じて
848:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/05/26(日) 22:24:51.47 ID:xmBGbT46o
「！ 今すぐ、バスを止めなさい！」
「え？」
849:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/05/26(日) 22:25:45.65 ID:xmBGbT46o
超能力者第三位、超電磁砲。
850:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/05/26(日) 22:26:26.84 ID:xmBGbT46o
襲撃者、御坂美琴の指先から閃光があふれ出す。
音速の三倍で放たれたコインは分厚い鉄骨を軽々と突き破る。
その余波の煽りをうけ銃を構えた男たちは薙ぎ払われ、
851:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/05/26(日) 22:27:02.12 ID:xmBGbT46o
「出てきなさい、卑怯者。
仲間の体をクッションにするなんて感心できないわね」
「仲間の死を無駄にしない、なんていう美談はどうかしら？
852:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/05/26(日) 22:27:35.01 ID:xmBGbT46o
「別にそう焦らなくていいんじゃない？
何もしなくても、第一次、第二次の時のように
誰かが勝手に犠牲になってくれるはずだわ。
一方通行の次は誰が死ぬでしょうね？
853:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/05/26(日) 22:28:00.94 ID:xmBGbT46o
「それでもね、そんな事に巻き込まれて怪我して
医者に行かず下手な手当までしてまだ抗おうとして、
自分の身を気にしないで私を心配する馬鹿な後輩がいるのよ！」
854:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/05/26(日) 22:28:53.41 ID:xmBGbT46o
ふざけるような口調の結標だったが
この言葉だけはそんな雰囲気を感じなかった。
美琴が電撃の槍を撃とうと身構える。
855:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/05/26(日) 22:29:51.24 ID:xmBGbT46o
「さて、問題。
この中には、私たちとは関係ない一般人が
何人混じっているでしょう？」
856:梨と桃の楽園 ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/05/26(日) 22:32:47.22 ID:xmBGbT46o
今日の投下はここまで〜
次回は正真正銘、パンダメントのターンになるでしょう。
ブログの方にやってほしい小ネタがあったら言ってくれるとありがたいです。
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