過去ログ - モバP「天才発明家・池袋晶葉は揺らがない」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:36:59.73 ID:2VWMQUCT0

「………」

「私を…救う?」

「私が…私が、何か…事故やらで、死ぬとでも言うのか」

『多くは言えない…けれど、信じてほしい』

「信じろ…そう言われても、根拠もなしに、か」

『ごめん』

「君は、謝ってばかりだな」

『………』

「それで…君は、私に何を望むんだ」

俺は間違っているのだろうか。彼女を笑顔にしたいと思う事が。
1人の女の娘と、世界が変わる危険性を天秤にかけて。
俺は、彼女の笑顔を選んだことを。

『これを、受け取ってくれればいい』

『ただ、受け取ってくれるだけで』

ポケットから取り出す。晶葉から晶葉へと受け継がれる、ボイスレコーダー。
問題なく動く。どこまでも精密に、狂いなく。晶葉はそれを手にとった。
受け取った、のだ。

「これは…ボイスレコーダー、か?」




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