48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/22(金) 17:56:46.09 ID:6Jm7wFxO0
瞳をきらきら輝かせる百合子の頭をぽんぽんと叩き、上条は疑問を尋ねる。
「あの、俺は学校に予備の水着置いてあるから平気なんですけど、百合子は平気なんですか?」
「こんな事もあろうかと荷物にぶち込んでおいたじゃん」
「あれ、……あれ、あれれェ!?」
鞄を開いた百合子が、驚きの声を上げる。恐らくは水着があったのだろう。
「さぁ行った行ったじゃん!あ、これプールと更衣室の鍵じゃん」
黄泉川は上条に強引に鍵を握らせると、ぐいぐい二人の背を押して去っていった。
「……、とォま」
「ん?何だ百合子?」
「俺、プール入るの初めてだァ……」
「そうなのか…水、怖かったりするか?」
「怖くはない、けどォ…泳げないかも」
「大丈夫だ、百合子と一緒にプール入る、それだけで楽しいし、何なら俺が泳ぎ教えるぞ?」
「う、うン!」
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