6: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:18:18.85 ID:f5BCamCZo
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7: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:21:00.18 ID:bDirlqhDO
いずれもおよそ手紙にしては早い返事が来た。
だが誰もよい案はないとのことだった。
そしてその各人の歯がゆい思いはそのまま筆致に現れていた。
8: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:23:42.05 ID:f5BCamCZo
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9: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:26:25.78 ID:bDirlqhDO
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10: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:29:32.60 ID:f5BCamCZo
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11: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:31:38.54 ID:bDirlqhDO
それで?
「もぐ、……ああ。何だか久し振りのような気がして」
12: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:33:58.94 ID:f5BCamCZo
そんな他愛のない会話にはっとさせられた。
ぬしはもう長くない。
13: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:36:21.50 ID:bDirlqhDO
思えばわっちは生まれたときから「ヨイツの賢狼」であった。
狼であり狼でない。
14: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:38:34.37 ID:f5BCamCZo
そんなわっちに競おうとするたわけた雄がいる。
わっちを崇めるのでも讃えるでも畏れるでもなく。
15: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:39:21.49 ID:bDirlqhDO
わっちには夢があった。
わっちを対等に構ってくれる相手が欲しいという夢。
16: ◆G/z45ot2Ws[saga]
2013/03/23(土) 12:41:28.60 ID:f5BCamCZo
わっちは雌で、ぬしは雄。
いつだってぬしはわっちを甘やかしてくれた。
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