26: ◆jPpg5.obl6
2013/03/30(土) 01:24:08.12 ID:/PXBcMzP0
その少女の明るい声が店内でひと際目立って響いていた。
「ちょ、ちょっと佐天さんっ」
そのきらきらと輝く瞳は、心配半分・好奇心半分と言った感じか。
「はぁぁぁ〜」
「さぁ!話してください御坂さん!」
何だか気迫のある佐天の雰囲気に流され、美琴は今の自分のこの現状を語り始めることにした。
「どこから話せばいいのかしら、ん〜えっと…――」
美琴は、頭の中で話を整える少しの間をいちごソーダのストローに口をつけてごまかした。
ゴクリと一口。
アイスが溶けてかなり甘さが増していた。
―――……甘い
その甘さになんだか感覚が麻痺してきそうだ。
「…とりあえず、さっきの公園のことなんだけど」
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