34: ◆jPpg5.obl6
2013/04/04(木) 00:46:33.64 ID:P0yo0pc70
「御坂さんは、浮気していたとしても彼と別れる気はないんでしょ?」
「………ない」
もし、そうだとしたら…と、仮定して美琴は考えてみる。
アイツがどうなろうと、なにをしようと…嫌いになんてなれないのだ、きっと。
好きで、好きで仕方ない気持ちを、改めて上条への想いを
…心の中で確かめただけになってしまった。
―――はぁ〜…惚れたもの負けってやつかな…
美琴は自分の思いを確かめて、小さくため息をついた。
「だったら方法は一つです」
「…っ」
佐天のぐっと力をこめた一言に美琴は緊張な面持ちで続きを待った。
「それは…ですね」
「うん…」
「ほかの女じゃだめだぁぁッ!やっぱり俺には美琴しかいないぜぇ!!」
「………」
何になりきったのか、妙な口調で佐天は拳を握り力強く演じきる。
美琴はポカンと口をあけたまま、がくり…っと、右肩をおとした。
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