39: ◆jPpg5.obl6
2013/04/13(土) 08:15:54.00 ID:1oK7K63z0
「まさか…アイツそんなこと…全然…」
「そりゃ〜男の子ですもん!そんなかっこ悪い自分見られたくないから、
隠したり浮気したりするんですよ(…たぶんですよ。た・ぶ・ん)」
佐天は美琴には届かない小さな声で、不確かなことであるのを言葉の最後に確かめる。
もちろん、その不確かさを感じさせる言葉に美琴は気づいていなかった。
「でも…もしかしたら…そうだったの…」とか「は!そういえばあのときも…あのときも…まさか」とか何だとか
美琴の心の中での考え事は本人も無意識のうちに外の世界へと落とされていた。
今まさに彼のことを考えてころころ表情を変えていく美琴に
佐天はふにゃりっとした笑みを浮かべていた。
―――御坂さん…めっちゃ可愛いじゃないですか〜
美琴の反応に妙なにやつきが止まらない。
からかうつもりは無い。でも、
この反応を見ると解決してあげたいという思いと、
もっと可愛い反応が見てみたいと妙な欲が沸き立つもので…
「私から解決策をひとつ!提案させてください!」
「お、お願いするわ!」
佐天はこれでどうだ!という勢いで、美琴に解決策をどんっと突きつけた。
それは……―――
―――――――
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