76: ◆jPpg5.obl6
2013/05/30(木) 11:53:31.01 ID:S68H0EMI0
ボタンを外し終え、そこから覗く可愛らしい下着が
美琴の慎ましやかな胸を優しく包んでいる。
上条は目のやり場に困った様子でチラチラ横目で美琴の様子を確認しながら問いかけた。
「で、でもな…お前がこんなことするって今まで無かったし、
俺的には何かあったのかなーと心配しているわけなんですが…」
「何度も言うけど、アンタにしかこんなことしない。
これは、アンタにだけ」
「え…」
はっきりとした強い口調で放たれたその言葉に
上条は自分の上に乗る、美琴を見つめ上げる。
視線を斜めに落としながら、美琴は続く言葉を躊躇うように何度か唇を開きかけては、
また閉じて…肩を揺らして呼吸も小さく乱れ始めていた。
シャツを脱ぎ捨て露になった下着を隠すように胸元で手を握り締める。
恥ずかしそうに胸を隠す動作に、やっといつもの美琴らしさが感じられた。
「わ、私は…」
美琴の熱に潤む瞳がやけに色を放っていて、その視線に捕らえられては
もう、抗うことができなくなるような気がした。
知らぬ間に息をぐっと飲み込んで、息を吸い込む僅かな音も消えた瞬間。
美琴の瞳が、上条の方へと向けられた。
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