22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/25(月) 13:11:00.23 ID:68WYh37U0
魔銃士「こんな危険な旅に付き合ってられるかよ。
どうせ魔王は今までの魔物より強いんだろ。やってらんねぇ。
お前を犯して俺は逃げるさ。勇者の金もパクったし、暫くは楽に暮らせる。
魔銃があれば強盗し放題だしな」レロォッ
魔法使(やだ、たすけて……やだ、やだ……!)ポロポロ
魔銃士「時間もねえし、さっさとやんねぇとな。
ちゃんと締め付けろよ。ひひひひひ」
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勇者(……静かな夜だな)
勇者(順調とはいかないまでも着実に魔王のもとへ近付いている。
正義のもとに――人々を俺と同じような不幸にあわせないために魔王を殺す)
勇者(そのための八年があった。そのための今がある)
勇者(……そろそろ交代でいいか。あいつらも疲れてるだろうし長めに請け負ったが、俺も限界だ)スタスタ
ヒック……ヒック……
勇者(……泣き声か?)
勇者「おい、どうした?」
魔法使「ゆ、ゆうしゃさまぁ、わたし、わたし……」ガクガク
勇者「……血か? 何があった……ん?」
魔銃士「――――」
勇者「……死んでるのか?」
魔法使「ち、ちがうんです……わたし……ひどいこと……されそ、に……なって……」ガクガク
勇者「……取り敢えず落ち着け。近くの泉で体を洗って来い」
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