過去ログ - 春香「ウルトラマンプロデューサー?」
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79: ◆Vv8bfEvpt.[saga]
2013/04/01(月) 02:10:44.88 ID:m0f1N9xY0
 春香達は飛んでいくタロウを見送った。

真「やっりー!! 巨人が勝った!!」

雪歩「うん。でも、何だったんだろうね?あの巨人」

 タロウとオクスターが戦っている間、真は小さな子供の様に騒いでいた。
 女の子っぽくなりたいというわりには、そういうものも嫌いではないらしい。

 対して雪歩は、巨人の事が信用しきれなかったらしく不安そうに戦いを見ていた。
 どっちが勝っても次に狙われるのは自分ではないか? そう考えると素直に応援できなかった。

 春香「正義の味方だよ。絶対にあの巨人は私達の味方だよ」

真「うん。僕も不思議とそう思うんだよね。なんていうのかなぁ……敵と思えないっていうか、あれも一種の王子様って感じがするんだよね」

雪歩「でもぉ……」

光太郎「大丈夫、彼は味方だよ」

 春香や真は信じているようだが、果たしてどうなのだろうか?
 迷っている雪歩へと光太郎が答える。

 沼に跳びこんだ為、その体は泥塗れになっていた。

春香「こ、光太郎さん!? 大丈夫なんですか!?」

雪歩「あの、これ、ハンカチですけど、使ってください」

光太郎「ありがとう、雪歩ちゃん」

 ハンカチを受け取る。
 その雪歩の変化に真と春香は気づいた。
 男性が苦手の雪歩が進んで男性と話すなんて今までなかった。しかも、ハンカチまで渡すなんて快挙と言っても過言ではない。

雪歩「あの、そ、それで、プロデューサーもあの巨人が味方だと思うんですか?」

光太郎「うん。彼は絶対に雪歩ちゃんの味方だよ。俺が保証するよ」

 俺が保証する。
 そん言葉に、まだ男性は苦手だが、必死に光太郎の顔を見ながら答える。

雪歩「私も……し、信じてみます。あのき、巨人が私達の味方だって」

光太郎「うん」

 満足そうに光太郎が頷く。

 そういえば、と春香には光太郎に聞きたいことがあった。

春香「あの、光太郎さん?」

 その名前を呼ぶ。
 だけど……。

春香「あの赤い巨人の名前はなんていうんですか?」

 光太郎さんが赤い巨人なんですよね?
 そう聞くつもりだった。

 光太郎が赤い巨人であるという事は確信している。
 だけど、それを本人に認めさせなくてもいい。

 自分は光太郎の事を信じている。
 何が起ころうとも守ってもらえると信じている。

 そして……彼に対しての、この感情も決して嘘ではないと信じている。

 光太郎は答える。
 ウルトラの母から授かったもう一つの命の名を。
 ウルトラ兄弟6番目の戦士であるその名を。

 それを聞いた春香は笑顔で言う。

「ウルトラマン、ウルトラマンタロウですね」

――これからも私達を守ってくださいね。光太郎さん、ウルトラマンタロウ



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